栄光の男(サザンオールスターズ)cover by WATARU

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この曲に出てくる「栄光の男」はミスター長嶋茂雄さんです。
長嶋さんと松井選手が国民栄誉賞を取った姿をテレビで見ていた桑田さんが思い立ち作った曲で、東京オリンピック開会式の聖火リレーで長嶋さんと松井さんが出てきた事に影響を受けた僕がcoverする事になりました(笑)

青山学院大学に入学した桑田さんは彼女を作って楽しいキャンパスライフを送る気満々だったが残念ながらあまりモテずにいました(笑)
モヤモヤとした気持ちでぶらついていた時にふと入った喫茶店の店のテレビに映ったのが長嶋茂雄選手の巨人軍引退試合。
そして有名な引退セレモニーのスピーチ「我が巨人軍は永久に不滅です!」の言葉が。
「栄光の男である長嶋選手でさえ終わりがくる」という現実に涙がこぼれて人目をはばからずに泣いていた桑田さん。
その時に「こんな所でウダウダしてたらダメだ!本気でバンド活動をやらないと!」
と心に誓ったそうです。

30代…いや40代や50代、もっと上かなぁ…もしかしたら60代になった人しか
この曲の本当の魅力には気が付けないかもしれません(-ω-)/(笑)
夢や未来への魅力を目標に生きていた毎日がいつの日か「あの頃は」とか「あの時は」とか過去ばかりが鮮明に記憶に残るようになり…
折り返し地点はいったいどこだったんだろう?と感じるようになる40代から50代。

情けない男の人生を哀愁深く歌いあげる桑田さんの歌声は
まさに「現代の和声ブルーズ」のよう。
還暦超えても未だに新しい曲をコンスタントに発表し続ける桑田さんでしか作る事が
出来ない唯一無二の名曲だと思います。
これを「桑田佳祐ソロ」ではなく「サザンオールスターズ」で作った事も深い。
サザンの歴史、そしてずっとサザンを聴いてきた僕を含めるファンの皆さんとの想いが重なるとさらに涙を誘います。

居酒屋の小部屋で酔ったふりして触れた足、それが今の自分の精一杯の愛情表現。
そんな自分をビルのすき間から覗く満月がこのおっちょこちょいと俺を睨んでる。
睨んでいるのは「若き頃の自分」かそれとも「今の自分」なのか…
もうね…毎回ライブで聴く度に号泣です(笑)

足が触れたのは「わざとだよ…」の部分。
原曲でもセリフのように語りかけているのですが、僕がやるとなんか重たくなるというかなんというか…(笑)
結局エフェクトかけてごまかすという姑息な手段に至りました(-ω-)/
桑田さんのように「さらっと」できないのは人生経験の差でしょうか…わはは!

#情けない男#居酒屋の小部屋#長嶋茂雄&松井秀喜##泣ける曲

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